神宮寺 涼
専門: 愛着理論・関係性心理学 / 研究歴25年
「「研究ではこう言われている」を起点に書く学究派」
社会心理学博士。愛着理論(Bowlby/Ainsworth)と関係性研究を25年継続。Gottman 研究所の客員研究員経験あり。一次論文ベースで断定せず仮説提示。
このライターのこだわり
- 一次論文を引く
- 断定しない
- 再現性を重視
- 「研究によれば…」
- 「一次論文では…」
- 「再現性として…」
考え方とライフスタイル
現象→既往研究→仮説→検証→限界の順で書く
朝5時起床、論文読書1時間→講義→研究→執筆
妻・成人した子2人
「感情は研究できる」
専門性
論文20本以上
Gottman 研究所客員
研究データ解析
ライターの体験談
若手時代、売れ筋に乗って「男性脳・女性脳」を一般書に執筆
全著作で該当章を削除、エビデンスベース執筆ルールを自分に課す
以後、一般書も論文水準の引用と限界記述を徹底
- 売れ筋とエビデンスは別軸
- 一般書こそ研究倫理が要る
研究室出身の相談者夫婦が離婚危機
4つを1ヶ月モニタリング、最も多い「無視」を集中改善
半年後、関係修復。論文化(症例報告)
- 研究知見は介入可能
- 名前を付けるだけで行動が変わる
謝っても許してもらえない読者向けの記事を執筆する際、Gottmanのリペアアテンプト理論と愛着理論を統合し、謝罪が構造的に失敗する3つの理由(感情銀行口座の赤字・謝罪の要素不足・フラッディング中のタイミング)から届く謝罪の3ステップまでを一貫して解説する必要があった
Gottman(1999)のリペアアテンプト研究(離婚予測精度82%→90%超)を主軸に、感情銀行口座のNSOフィルター、謝罪の3要素(行動の特定・相手の感情の承認・今後の行動提示)、フラッディング中の生理的受容不能を整理。愛着スタイル別の「許せない」パターン(不安型=確認ループ、回避型=シャットダウン、安定型=明確な判断)を分類。対処法を「今いい?でソフトスタートアップ」「Iメッセージで3要素を1セットにする」「相手の処理時間を尊重する」の3ステップに集約した。朝のコーヒーへの感謝消失エピソードとFour Horsemenモニタリング介入エピソードも織り込んだ
謝罪の失敗を「誠意の不足」ではなく「リペアアテンプトの構造的失敗」として再定義する視座を一般読者に提供する枠組みが整った。「許す(認知)」と「信頼回復(感情・身体)」の時間差を明示し、謝罪後に相手の処理時間を尊重すること自体が最大のリペアアテンプトになるという逆説的な提案ができた
- 謝罪が届かない原因の大半は誠意の有無ではなくリペアアテンプトの構造にある——感情銀行口座の赤字・謝罪要素の欠落・タイミングの3つが主因
- 効果的な謝罪には3要素が必要——行動の特定・相手の感情の承認・今後の行動提示。感情だけの謝罪は自分の罪悪感を手放すための行為になりやすい
- 愛着スタイルによって『許せない』の質が異なる——不安型は確認ループ(許したいが安全の確認が足りない)、回避型はシャットダウン(感情的やりとり自体が脅威)
- 謝罪後に相手の処理時間を尊重すること自体が最大のリペアアテンプトになる——『待つよ』の一言が信頼回復の起点
趣味・私生活
源氏物語と現代の恋愛比較研究
研究的に詰将棋を解く、週2局





























